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白い鳥ひと粒基金
公募期間外
国内の難民の子に奨学金を
本基金は、白鳥幸子さんが40歳の時に急逝されたご主人の嘉裕さんが残された資金を原資として、ご主人の志を尊重し、そして幸子さんご自身の生きた証として、次の世代の未来と希望を育てていくために、ひと粒ひと粒の種を蒔いていきたいという想いから設立されたオリジナル®基金です。
本基金は、日本政府に対して難民申請中の若者に、日本の専門学校や大学等の高等教育を受けるための奨学金を給付することを目的としています。難民として生き抜くことを決意し、一筋の希望の光をもって日本に渡ってきた、未来ある若者が、その将来を切り開くために、日本で高等教育を受ける機会を提供するものです。
また、本奨学金プログラムでは、白鳥幸子さんのひと粒ひと粒の次世代の希望を大切に育てていきたいという想いから、奨学生に対する資金的支援だけでなく、白鳥さんと奨学生との対話やコミュニケーションを通じて、互いに想いを寄せ、心の通う奨学金プログラムにしていくことを目指します。
本基金のパンフレットは下記よりご覧いただけます。
外部リンク
幸子さんの描いた絵手紙
幸子さんの描いた絵手紙
支援内容
■対象者
本奨学金プログラムの対象者は以下の通りです。下記にあげた項目にすべてあてはまる方が支援対象となります。
- 難民、又は国際保護を必要としている者であり、日本政府に対して保護を求めている者(日本国籍を有していない者。ただし、日本政府により1年以上滞在可能な在留資格を付与されている者を除く。)
- 2023年に専門学校、短大、大学等の高等教育機関に進学することを目指している者
- 応募時点で、外国もしくは日本において高校卒業程度に該当する修了資格を2023年3月までに取得見込みがある、もしくは取得している者で、2023年4月以降に日本の専門学校、短大、大学等の高等教育機関に進学するのに必要な資格を有する予定の者
- 経済的な理由等により日本における高等教育の修学が困難な者
- 本基金の趣旨を理解し、学業に専念する強い意思を有する者であり、原則として授業科目を良好な成績で履修し、修了できるとみなされる者
- 高等教育を受けるのに必要かつ十分な日本語能力を有する者
- 関東圏(1都6県)に在住している者
- 日本で支援団体や支援している弁護士の方など個人を含む推薦者がいる者
- 奨学生決定後の贈呈式(直接対面)、寄付者との面談(年1回程度、オンラインを想定)、卒業時の報告会(直接対面)等、当財団事務局や寄付者との面談が求められた際に応じられること。(面談する際にかかる交通費等は財団負担とします。)
■募集人数
2名
■奨学金支給額
進学先の入学金・授業料の一部として、奨学生1名あたり、卒業までに上限200万円の奨学金を支給します。奨学金は給付型とし返済は不要です。
※奨学金の金額は、進学先の入学金・学費・通学費等の金額に応じて最終決定いたします。また、支払いのタイミングは採択決定後に、相談の上決定します。
《奨学金支払いの例》
- 4年制大学への進学 奨学金200万円の場合:
1年目:80万(入学金+年間授業料)、2年目:40万、3年目:40万、4年目:40万
- 3年制専門学校への進学 奨学金150万円の場合:
1年目:70万、2年目:40万、3年目:40万
- 2年制専門学校、短大等への進学 奨学金100万円の場合:
1年目:60万、2年目:40万
応募情報
◯ 応募期間
応募開始:2022年9月5日(月)
応募締切:2022年10月31日(月) ※必着、締切厳守のこと
※ 公募は終了しました。
◯ 応募方法
次の応募書類は、当財団所定の様式を使用し提出下さい。
(1)必須書類
① 申請書【様式1】
② 進学志望校調査書【様式2】
③ 初年度資金計画書【様式3】
④ 応募者のエッセイ【様式4】 ※日本語による自筆、指定用紙2枚以内。
《あなたが将来目指す目標、そのために、進学先で学びたいことや今後取り組みたいことについて書いてください。進学先で学ぶことや経験があなたの将来にどのように寄与するかがわかるように書いてください。》
⑤ 推薦者/推薦団体による応募者についての推薦書 1通 ※開封無効、様式自由
※応募者をよく知る者で、難民申請や生活支援など相談や支援を行っている弁護士等の個人もしくは支援団体、所属する学校長からの推薦書。
※推薦書には、被推薦者の名前と「白い鳥ひと粒基金推薦選考のための推薦状」と明記して、被推薦者に渡してください。
⑥ 在籍(卒業)高校の成績証明書 ※開封無効
高校在籍者(卒業見込み)は第1学年から提出日において取得可能な直近のもの。高校卒業者は第1学年から卒業学年までのもの。なお、提出日において高校(定時制、通信制などを含む)に在籍しておらず、高等学校卒業程度認定資格(旧大検)の資格を有する方については、応募書類⑥に変えて文部科学省交付の合格成績証明書を提出して下さい。
⑦ 保護を求める手続き中(難民認定申請等)であることがわかる書類
※難民申請書の受理票のコピー等
(2)任意書類
① 日本語能力を証明する書類 ※様式自由
応募者本人の日本語検定試験の結果、日本語学校の修了書及び成績表など、日本語能力を示
す書類があれば提出してください。
② 高卒認定資格者用 合格成績証明書 ※該当者のみ、開封無効
★応募書類一式を取りまとめて、簡易書留・レターパックプラスなどの送達記録が確認できる方法で郵送して下さい。(応募書類一式はホチキス止めをしないで下さい。また、簡易書留は受領証、レターパックプラスは追跡番号が記載されたシールをはがして保管して下さい。)