#活動報告 #f0110
たくさんのご応募ありがとうございました。
募集を締め切りました。
チラシはこちらをご覧ください。
【事業名】ふくしま未来基金 NPOマネジメント支援コンサルタント養成 入門講座
【主 催】ふくしま未来基金
【実 施】公益財団法人パブリックリソース財団
【協 力】ふくしま連携復興センター、福島県内で活動するNPO、株式会社PubliCo ほか
※すでに、マネジメントの指導・助言実務の経験やNPO運営の経験がある方に、弊財団の組織診断の方法論を身に着けていただくためのカリキュラムとなっています。
1.プログラムの趣旨、募集の背景
「ふくしま未来基金」では、30年後を見据えたまちづくりをめざす団体に、助成金の提供と、コンサルタント派遣を実施しています。
東日本大震災から6年が過ぎた今、福島を含む被災地のフェーズは大きく変化しています。震災後に多くのNPOが設立された福島県では、多額の補助金や助成金が流れ込みました。しかし今、その資金は次々と撤退し、福島のNPOは岐路に立っています。
「今の事業をいつまで続ければよいのか」「新たに見えてきた課題をどう事業化すればいいのか」「組織の運営を未来につなげていくにはどうすればよいのか」といった組織運営上の課題の解決に寄り添い、伴走支援する人材が必要とされています。
福島が将来にわたり誰もが活き活きと生きていける地域となるためには、NPOの活躍がかかせません。
そこで昨年度は、福島県内でNPOマネジメント支援コンサルタント養成入門講座を行い、12名が修了して、NPOの現場で活躍を始めています。
2017年度は、さらに福島の県外にもNPOへのマネジメント支援を行える人材を拡大するために、東京にて「NPOマネジメント支援コンサルタント養成入門講座」を開催することになりました。
講座は、通信教育・教室学習・NPOでの実習を組み合わせつつ、コンサルティングの出発点となる「組織診断」の手法を実践的に学んでいただきます。
講座修了後に、「ふくしま未来基金」の助成団体へのマネジメント支援にかかわることができる方を募集します。
2.カリキュラムの概要
(ア)「通信講座」「教室学習」「NPOでの実習」の3種類の学習形態を複合した実践型講座
●「通信講座」は、書籍「NPO実践マネジメント入門」をテキストとして、NPOの運営に必要な知識を体系的に学びます。ミッション・ベースト・マネジメント、ガバナンス、中期計画、ファンドレイジング、人材開発、財務会計、非営利組織の評価、企業の社会貢献とNPO、の9科目の中から4科目選択していただき、選択式、記述式の2種類の課題に取り組みます。
●「教室学習」では、コンサルティングの出発点となる「組織診断」の手法や、コンサルタントが身につけておくべき技能を実践的に学びます。
●「NPOでの実習」は、福島で活動を行うNPOを訪問し、実際の組織診断を行うことで、実践に備えます。
(イ)ワークショップや実習を通じた、NPOマネジメントにおける現状と課題を客観的に把握する方法論の習得
●知識の習得にとどまらず、ワークショップを通じてコンサルタントに必須のスキルである調査やファシリテーションの基本技術を身に付けます。また、NPOを訪問してNPO運営者の話に耳を傾けたり、診断シートなどのツールを使って組織を分析したりすることで、実際のNPOの現状と課題を把握する方法を習得します。
3.開講スケジュール等
(ア)開催期間 2017年10月1日~2018年2月24日
●通信講座:2017年10月1日~11月17日
・書籍「NPO実践マネジメント入門」を自宅学習
・課題1回答期間:2017年10月1日~10月10日(ウェブ回答)
・課題2回答期間:2017年10月16日~10月31日(ウェブ回答)
※課題2返却:2017年11月17日
●実践編:2017年10月28日~2018年2月24日
(イ)実践編の日程
●第1回集合研修:10月28日(土)10:00~17:00
✓団体訪問:10月30日~11月20日の間に実施
●第2回集合研修: 11月11日(土)10:00~17:00
●第3回集合研修:12月2日(土)10:00~17:00
✓団体訪問:12月11日~1月14日の間に実施
●第4回集合研修:2018年1月20日(土)10:00~17:00
✓団体訪問:1月29日~2月10日の間に実施
●第5回集合研修:2018年2月3日(土)10:00~17:00
●第6回集合研修:2018年2月24日(土)14:00~17:00
(ウ)集合研修の場所
TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター(東京駅 八重洲中央口 徒歩5分)
(エ
)実習先団体の場所
福島県あるいは東京都
4.カリキュラム(予定)
①第1回集合研修(10月28日)
・オリエンテーション
・組織基盤強化とは (講師:パブリックリソース財団 事務局長 田口由紀絵)
・「優れたNPO」とは (講師:パブリックリソース財団 評議員 槇ひさ恵)
・組織診断の方法 (講師:パブリックリソース財団 事務局長 田口由紀絵)
・実習準備 など
②第2回集合研修(11月11日)
・コンサルタントに求められること (講師:株式会社PubliCo 代表取締役CEO 長浜 洋二氏)
・調査・ニーズ把握、外部環境の分析 (講師:株式会社PubliCo 代表取締役CEO 長浜 洋二氏)
③第3回集合研修(12月2日)
・組織診断におけるヒアリングの視点とは (講師:パブリックリソース財団 事務局長 田口由紀絵)
・グループワーク(団体訪問準備)
④第4回集合研修(1月20日)
・ファシリテーション (講師:未定)
・グループワーク(分析、評価)
⑤第5回集合研修(2月3日)
・課題解決の手法 (講師:未定)
・グル
ープワーク(診断報告書の作成)
⑥第6回集合研修(2月24日)
・まとめ
・修了式
5.応募要件・お申込み
(ア)応募要件
受講終了後、福島とそれ以外の地域でNPOマネジメント支援コンサルタントとして活動可能な方。下
記の①、②のうちいずれかを満たし、③と④に該当する方。
①マネジメント実務の経験者:企業におけるマネジメント実務の経験者、中小企業等経営の経験者、NPO等の市民活動団体のマネジメント経験者など
②マネジメントの指導・助言実務経験者:民間の経営コンサルタント、NPO支援組織のスタッフ、NPOマネジメントについての研究者など
③実際に市民活動やNPOが運営する事業に参加した経験があるか、強い共感をもっていること
④原則、プログラムの全日程に終日参加可能で、3回の団体訪問のうち少なくとも2回の訪問に同行できること
(イ
)募集人数
15名
(ウ)募集期間
2017年8月17日~2017年9月20日
(エ)参加費
2万円(税別)
*220,000円以上の研修ですが、ふくしま未来基金からの補助により特別価格となっています
*実習のために福島県の団体を訪れる際は、片道100キロメートル以上の交通費全額補助があります
*東京より片道100キロメートル以上離れた場所から集合研修に参加される方には、経済的理由による宿泊費・交通費補助制度があります
(オ)応募から通知までの流れ
①応募:別紙の応募用紙にご記入の上、course@public.or.jp までお送りください
②書類選考:書類による選考を実施します
③通知:結果をメールにてお知らせいたします
※応募時にいただいた個人情報は、本プログラムのご連絡以外には一切使用致しません。
当団体が責任をもって安全に蓄積・保管し、第三者に譲渡・提供することはございません
(カ)お問い合わせ先
公益財団法人パブリックリソース財団
担当:田口由紀絵
電話:03-5540-6256
(キ)よくある質問
・Q1:全ての日程には参加できないのですが、応募はできませんか?
・A1:学習効果を高めるために、基本的には、すべての日程に参加できることが応募条件となります。やむを得ない理由で欠席する場合には、研修のDVDをお渡ししますので、自宅学習をお願いします。
・Q2:10月の通信講座を修了しないと、実践編に進めないですか?
・A2:通信講座では、9科目のうち4科目で、課題1(選択式の問題)と課題2(筆記問題)の両方を提出する必要があります。1科目でも提出がなかった場合は、実践編に進めません。
・Q3:どのような人が参加しますか?
・A3:企業に勤めて身に着けたマネジメントスキルを活用してNPOに対するマネジメント支援をプロボノで行っていきたいと考えている方、今は東京で働いているが福島のNPO支援をしたいと考えている方、NPOの中間支援団体の職員でNPOのマネジメント支援のスキルアップをしたい方、NPOに対する経営コンサルティングを行っており組織診断の手法を学びたい方、NPOの運営経験があり他のNPOのマネジメント支援にも関心がある方、などに参加してい
ただく予定です。
・Q4:東京での集合研修に参加するための宿泊費・交通費補助はありますか?
・A4:東京より片道100キロメートル以上離れた場所から東京での集合研修に参加される方には、経済的理由を考慮させていただいた上で、宿泊費・交通費の補助をいたします。応募時にご相談ください。
・Q5:講座修了後に、どのように福島でのマネジメント支援に関わることが想定されますか?
・A5:「ふくしま未来基金」の助成団体等へのマネジメント支援を行っていただくことを想定しています。修了生の経験やスキル、特定の分野における知識等が十分であると主催者が判断した場合には、「ふくしま未来基金」よりコンサルティング謝金をお支払いして、助成団体の組織診断をお願いする場合があります。修了者にさらなる経験が必要である場合には、プロボノ等で「ふくしま未来基金」の助成団体等へのサポート補助を担っていただくことで、スキルアップの機会をご提
供します。その場合は、交通費は実費を弊財団が負担します。
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