テーマ
「困窮女性の経済的自立を目指す、居住・生活支援から就労までの包括支援」
女性ホームレスの生活実態調査結果や、愛媛県松山市や東京都台東区での実践報告などをもとに、困窮する女性達が抱える悩みや包括的な支援のあり方、行政等の関連機関とのネットワーク構築について話し合いました。
当日の様子はYouTubeアーカイブよりご覧ください。(約2時間)
(プログラム)
『女性支援に求められるもの:研究と支援の現場より』
(開催日)
2024年12月22日(日)会場&オンライン同時配信
(登壇者)
京都大学大学院 文学研究科 准教授 丸山里美氏
NPO法人ささえる(愛媛県) 代表理事 山田洋子氏
NPO法人自立支援センターふるさとの会(東京都) 前代表理事 瀧脇憲氏
NPO法人ささえるの山田洋子氏より、休眠預金等活用事業における同法人の取組と成果を発表しました。京都大学准教授の丸山里美氏から、実態調査から見えてきた女性ホームレスの生活実態や困窮の背景に潜むジェンダー規範についてご報告いただきました。NPO法人自立支援センターふるさとの会(東京都)の瀧脇憲氏から支援の現状と今後の課題について提起いただきました。
(参考)
休眠預金活用事業「様々な困難で困窮する女性の経済的自立支援事業」
実行団体 NPO法人ささえる「女性のための生活再建・自立支援事業 」
(事業概要)
これまで行ってきた支援付きシェアハウス、緊急一時 シェルター、就労訓練、食事支援の実績を活かし、 困窮女性の生活再建を目的に、住まい確保から就労 訓練、生活支援やその後の自立サポートまでを 一体的に行えるシステムの構築を目指しています。 非正規雇用やシングルマザー、DV被害などで経済的困窮状態にある女性の居住・生活・回復・就労まで包括的な「生活再建・自立支援事業」を行い、特に就労訓練としてベーグル製造やWeb制作などの自活事業に力をいれています。小さなキッチンカーからスタートしたベーグルショップは店舗に発展して松山でも人気の店となり、今は団体の収益を支える柱になると同時に、支援についての学びも増えてきました。
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